こんにちは、会社をクビになった(退職勧奨された)くびまるです!
この記事では、「年収300万円で会社都合退職すると、国民健康保険料はいくら減額されるか?」という話をしていこうと思います。
好きなところから読めます↓
国民健康保険ってなに?
退職したら入ることになる保険です。
(厳密には、退職すると任意継続保険とどちらか選べます)
会社にいるときは、社会保険料が給料から天引きされていますが、
退職すると自分で払うことになります。
それが「国民健康保険」ですね。
「任意継続保険」と「国民健康保険」の違いは、こちらの記事で解説しています。↓
国民健康保険に入らなくても良い?
退職後、国民健康保険(以下、国保)には『入らないといけません』。
日本には「国民皆保険制度」という制度があり、
会社の健康保険に入っていない人はみんな国保に入る義務があるからです。
退職後にどうしても国保料を払えない方は、住んでいる市の市役所で相談できます
会社都合退職だと、国民健康保険料が減額される
以下の条件に当てはまる人は、国保料が軽減されます。
- 離職日時点で65歳未満の方
- 離職理由が、「倒産」「解雇」「雇い止め」などの方
(離職理由コード:11、12、21、22、23、31、32、34)
離職理由コードというのは、「雇用保険受給資格者証」という書類に書かれています。
これは、失業保険の受給手続き後に参加する「雇用保険受給説明会」で受け取れるよ
まだもらっていない方のために、理由コードの一覧を貼っておきますね♪
11 | 解雇 |
12 | 天災等の理由により、事業の継続ができず解雇 |
21 | 雇い止め(雇用期間3年以上、雇い止め通知あり) |
22 | 雇い止め(雇用期間3年未満、更新明示あり) |
23 | 期間満了(雇用期間3年未満、更新明示なし) |
31 | 事業主からの働きかけによる、正当な理由のある自己都合退職 |
32 | 事業所移転等に伴う、正当な理由のある自己都合退職 |
33 | 正当な理由のある自己都合退職 |
34 | 正当な理由のある自己都合退職(被保険者期間12ヶ月未満) |
パワハラ等で離職された方も、この番号のいずれかに該当することが多いようです。
ハラスメントによる退職は、離職理由コードとして明確には分類されていないため
しっかりハローワークの方に説明することが大切ですね。
つまり、パワハラ等含め、
会社都合退職は国民健康保険料が軽減されます。
減額されていない状態の納税通知書が届きます
なぜか、一旦減額されていない状態の納税通知書が届きますがスルーしてください。
使わない通知書を、税金で送るのやめてほしい。笑
これは、会社都合退職でない場合(自己都合退職)に支払わなければいけない金額です。
いくら減額される?
自己都合だったら11,500円払うはずでしたが、
1,600円で済みました!
※同じ年収300万円でも、人によって金額は変わります。(扶養数や年齢などによって変わるからです)
参考程度にしてください。
会社都合で退職すると、離職者本人の給与所得を30%として国保料を計算してくれるので、安くなりますね。
年収300万円だったら、年収90万円として計算してくれるってことだね
同じ年収300万円でも、納税額は人によって違います
先ほども注釈に書きましたが、同じ年収300万円でも、人によって納税額は変わります。
扶養数や年齢、退職日によっても異なるからです。
扶養数は多くなると国保料は増えますし、40歳以上になると納めなければいけない税も多くなります。(介護保険料)
また、退職日が月の最終日かそれ以外かでも変わります。
人によって全然違うんだね〜
まとめ
この記事では、この記事では、「年収300万円で会社都合退職すると、国民健康保険料はいくら減額されるか?」を解説していきました。
私の場合は 11,500円 → 1,600円 に減額されましたが、これは人によって変わります。
扶養数や年齢、退職日によって変わるからです。